診療案内

歯は削ってしまったら元には戻りませんし、詰め物や被せ物をしてもご自身の歯に勝るものではありません。 もし、ごく軽度のうちに虫歯を発見できれば削らなくて済み、フッ素入りのうがいや、より丁寧に歯磨きをすることで進行を食い止められることもあります。虫歯の発症や進行、再発をチェックするため、歯科検診を受けましょう。残念ながら進行してしまった場合は、なるべく少ない量にとどめつつ虫歯を削り、フッ素入りの詰め物で治療します。

何度も通院することになるのが心配で受診をためらっている方は、ぜひ当院にご相談ください。患者さまのご都合に合わせ、1回の治療時間を短くしたり、逆に治療をなるべくまとめて済ませて回数を抑えたりといった調整をいたします。

虫歯や歯周病は、お口に住み着いた細菌や糖分の摂取、歯やだ液の性質が絡み合って発症します。中でも直接的な引き金になるのは、歯垢（プラーク）に含まれる細菌です。歯垢というのは単に食べかすや磨き残しのことではなく、糖分から出たネバネバと細菌が絡み合って固まったものを指します。その中で細菌は増殖し、集団で歯の表面に住み着いているのです。

当院の予防歯科は、定期検診とお口のクリーニングを中心に行います。クリーニングは主に歯科衛生士が担当し、歯垢や固まって歯磨きでは落ちにくくなってしまった歯石を専用の機械で取り除きます。茶渋なども落ちますので、自然な白い歯でいるためにもご利用ください。

また、虫歯で歯を治療したところを補う詰め物・被せ物についても、白く美しい材料を使いたいという患者さまが増えてきています。保険診療では奥歯の治療は銀歯になるのが一般的ですし、前歯は白い材料を使えるものの、それは経年変化で黄色っぽくなってしまうプラスチックです。

当院では、年月が経っても白く美しい歯を保ちたいという患者さまに、自然の歯によく似たセラミックの被せ物・詰め物をおすすめしています。セラミックは汚れがつきにくく変色しにくいことに加え、金属を使わないので金属アレルギーがある方にも使用可能です。

美容診療は予約制となっておりますので、『093-521-5072』までお電話いただければと思います。ご興味がある方は、どうぞお気軽に相談ください。

使用するインプラント材料は世界中で普及しているストローマン社のものを採用しました。これはお口の状態により、手術を1回で済ませる方法と2回に分ける方法のどちらにも適用できます。

インプラントで噛めるようになるケースは、歯を1箇所失った場合だけではありません。歯を複数本失った場合に、インプラントを支えにしてブリッジのようにして複数の歯を作ることも可能です。当院ではお口の状態に合わせたご提案ができますので、残った歯の本数に関わらずご希望をお聞かせください。

なお、インプラントを末長く快適に使うには、歯磨きと定期的なメンテナンスが必要です。せっかく美しくよく噛めるようになった「歯」を、いつまでもいい状態で維持していきましょう。メンテナンスを続けていただいた患者さまには、5年間の保証をおつけしています。

プラークに含まれる細菌は、集団となってバイオフィルムというものを形成します。バイオフィルムは細菌にとってバリアーになっており、殺菌剤もなかなか作用しませんし、歯磨きで取り除くこともできません。

そこで、歯科医院で行う治療がスケーリングと呼ばれるお掃除であり、専用の器具を使ってバイオフィルムや歯石を取り除きます。歯周病が進行し、歯と歯茎との間にある歯周ポケットが深くなっている場合には、スケーリング・ルートプレーニングという方法でその中まできれいに歯石除去をします。

なお、状態によっては外科的な処置をして歯根に付着した歯石をとることが一般的ですが、当院ではなるべく外科的な処置をしない方針です。スケーリングやスケーリング・ルートプレーニングだけで状態を改善するためにも、治療には定期的に通院していただければと思います。

また、部分入れ歯を使っていることを他人に知られたくないというご要望も多いことでしょう。その場合は、唇側から金属がほとんど見えず目立たないものをご提案いたします。素材全体として柔らかいので痛みが出にくく、適度な弾力があるのでしっかり噛むことができます。食べ物がくっつきにくいので、お餅が食べやすいのも魅力の一つです。

まずはご要望をお聞かせください。